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想念を三人称で観察

「想念はあなたではない」

 

まず あなたにとって不快で苦痛な感情が流れてきたとします。

 

ロに出して(黙ってやってもいいですが)、次の言葉を付け加えましょう。

 

 「やりたくない」という自分の想念が流れた。

 

 「嫌われたらどうしよう」という彼がいた。

 

 「私があんなことしたから、彼に迷惑がかかったんだ」と彼女は感じた。

 

 「絶対に仕返ししてやりたい」 というドラマを彼は見ていた。

 

 

・・・こんなふうに まるであかの他人

 

「三人称過去形」でもって、時間的にも空間的にも徽底的に

 

自分の感情から切り離していくのです。

 

まるで他人事のように見ていく、というのが初めはなかなか難しいので

 

慣れるまで、いちいちこ ういう表現を付け加えてみましょう。

 

外のさまざまな刺激に反応し、想念が沸騰している「私」

 

もう一人の冷静な「私」・本質の私(後述) が上から俯瞰して見ている要領です。

 

これを続けるだけでも、ずいぶん冷静になって自分を見つめることができます。

 

不快な想念の中にどっぷり浸かった状態から次第に解放されます。

 

衝動的な行為に走って失敗することが少なくなります。

 

皆さんが現状を打開し、自由自在に人生を送れるかどうかは

 

実は この切り離しの訓練に熟達することにかかっています。

 

さあ、始めてみて下さい!

 

 

 

 

初めての方が陥りやすいパターンをご紹介

 

 

観察を始めたばかりの頃に

 

引っ掛かりがちなパターンを例としてあげておきます。

 

 「こんな方法、うまくいくんだろうか」

 

       → 実はそれも想念です。この想念も見て、流すします。

 

 

「やってるつもりになっているけど、観察できているのかな?」

 

       → これも想念です。この想念も見て、流す。

 

「やっぱりダメだ。やめちゃえ、こんなもの」

 

       → これも想念。やはり見て、流す。

 

 

「仕事がきつい」 という想念が流れた。っていうか

 

『〜という想念が流れた』を 10回やってるのに、まだ流れてくる。

 

もういつになったらこの想念は消えるんだよ」

 

       → これも想念。「~という想念が流れた」の対象です。

 

           見て流して下さい。

 

「彼がいないと、寂しくてたまらない」という想念が流れた。

 

 「何度もやってるけどやっぱり寂しい。ごまかしてるだけなんじゃないの?」

 

       → ハイ、これも「〜という想念が・・・ 」の対象。見て流す。

 

 「そうか、あきらめてずっとやるしかないのね」

 

        → これも想念。

 

 「 ・・・結局、ますます不安になって、結局彼に電話しちゃった。私、ダメね」

 

       →  これも想念

 

気付いていればいいんですよ。

 

我慢する訓練をしているんじゃありませんから。

 

 

「あんな上司いなくなればいいのに」 というドラマを彼は見た。

 

 「こんなこと考えるなんて、オレ、最低だよな。昔世話になったのに」

 

       → ・・・というドラマを彼は見た、ですよ。

 

 「そうだ。見るんだ。徹底的に見るんだ。でも、うーん・・・また想念が出かかってきたぞ。

 

 

クソッ、負けるもんかー」

 

        → ・・・というドラマも彼は観た、ですね。

 

 

 「ドラマなんて言うけど、実際に俺は苦しいんだよ。どうすりゃいいんだよ」

 

       → だから、それもドラマなんですってば。

 

 「あ、そっか。なあ~んだ簡単じゃん」

 

       → ・・・というドラマは見てましたか?

 

 

 「あんなこと言わなきゃ良かった」という彼女がいた。

 

  「・・・でも、やっぱり傷つけたのは事実だし」

 

       → と いう彼女がいた、です。

 

  「でも、私っていつも人を傷つけているし・・・」 という彼女もいました。

 

  「でも私だけ回復しても、彼女は傷ついたままだし・・・」 ハイ、これも。

 

  「でも、でも、でも・・・ 」 

 

        → と、いつまでも懲りない彼女がいました。

 

 

・・・という要領です。想念から常に一歩引いた位置に自分の視点を置くことです。

 

判断やジャッジが入ると客観視が止まって 自分を責めるループにはまっていきます。

 

 

しかし判断するまい、と力むと余計に辛くなります。

 

判断するまい、と力んでいる様も、客観視して下さい。

 

果てしなく続きますから、疲れない程度に遊び感覚でやることです 

 

(観察していて疲れた、というのも想念ですが・・・)。

 

終わりなき観察です。慣れましょう。

 

なんだかやる気がなくなった方もおいでかと思います。

 

こういうのは仲間をつくることで続けられます。

 

友達と二人でやることを、強くお薦めします。

 

癖と同じで、自分では気付けない想念も、他人はいとも簡単に指摘してくれますよ。

 

気の置けない友達と まるでスポーツのように

 

今日もいっぱい流したなあ~

 

ああ 気持ちいい想念だった~

 

みたいな感じで

 

爽やかに流しましょう!

 

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