自分の今思う感情を「想念」として俯瞰できたら

 

それは大きな一歩です。

 

自分観察を始めてから

 

「何だかうまくいかないなあ」と感じている人には

 

とにかく「慣れましょう」というアドバイスしかありません。

 

人それぞれ 「想念とはこういうもの」という固定観念があるので

 

そこから外れたものは「想念」として気付けないということかもしれません。

 

「頭の中に浮かぶ（流れてくる）ありとあらゆる感情が想念だ」 と思って

 

とにかく全部拾ってみてください。全部が宝物ですから。

 

 

たとえば

 

「何だかうまくいかない」

 

「観察できているのかどうか判らない」

 

「こんなやり方続けて何の得があるの？」

 

「あぁ、だんだん面倒くさくなってきた」

 

といったイライラも　　　　それ「想念」ですから（＾＾；

 

それをキャッチできたらOKなんです。

 

「想念がまったく流れてこないなあ」って、これも想念。

 

想念を想念として気付いていないだけのことです。

 

「眠たい」「かったるい」「煙草を吸おう」「クッキ — 食べよう」

 

といった想念は、実際にはすぐ欲望に同意して行動してしまうので

 

なかなか想念として認識できません。

 

でも気付いていないこれらの想念に気付くことができたら

 

大きな一歩を踏み出したことになります。

 

 

レベルアップ

 

「怒り」の想念はちょっとハードルが上がります

 

怒りの想念に飲まれていたことに気付くのは

 

いつも大分時間が経過して落ち着いてからです。

 

そんな時はやるせなくなることがあります （それも想念なんですけどね） 

 

初めのうちは、後になって振り返るケ — スがほとんどです。

 

気付かなかった頃に比べたら大きな進歩ですから、どうか自分を責めないで下さい。

 

根気良く続けるうちに、気付くまでの時間が確実に縮まっていくのを実感できるはずです。

 

 

「慣れてきたら慣れてきたで・・・」

 

観察の要領が判ったら判ったで、想念が怒涛の如く頭の中を通り過ぎていくので

 

「全部拾うのが苦しい」「やめたい」と感じるかもしれません。

 

「想念を一つ残らず見逃さないようにしなきゃ」とか

 

「観察が追い付かない」とか

 

それも想念ですから、それを見ながら焦らずのんきに楽しんで続けてみてください。

 

力まずに気軽にやれば習慣化して次第に落ち着いてきます。

 

自分の想念のパターンが見えてきた！という実感が、第一段階クリアの目安となります。

 

とにかく楽しんで自分を観察していきましょう。

 

自分ほど面白い人間はいないですから。

 

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